专利摘要:
本発明は、a)透明なフロントカバー、b)1種又はそれ以上の感光性半導体層、c)少なくとも1種の接着フィルム及びd)リアカバーから成る積層物を含む、光起電性モジュールに関し、その際、少なくとも1種の接着フィルムは、反射性を備えている。
公开号:JP2011507223A
申请号:JP2010536493
申请日:2008-12-08
公开日:2011-03-03
发明作者:カルピンスキ アンドレアス;ケラー ウーヴェ;ヘンケル ミヒャエル
申请人:クラレイ ユーロップ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングKuraray Europe GmbH;
IPC主号:H01L31-042
专利说明:

[0001] 従来技術
本発明は、太陽光反射性接着フィルム、特にポリビニルアセタールをベースとする可塑剤含有フィルムの使用下における、光起電性モジュールの製造に関する。]
[0002] 技術水準
光起電性モジュールは、外的影響に対する保護のための透明なカバーを備えた感光性半導体層から成る。感光性半導体層として、単晶の太陽電池又は支持体上の多晶の薄い半導体層を使用することができる。薄層のソーラーモジュールは、感光性半導体層から構成され、この場合、これは、大抵は透明なプレート上に、例えば蒸着、気相析出、スパッタリングまたは湿式析出によって設けられている。]
[0003] 双方の系は、しばしばガラスプレートと、例えばガラス又はプラスチックから成る硬質のリアカバープレートとの間に透明な接着剤を用いて積層される。]
[0004] 透明な接着剤は、感光性半導体層及びその電気的接合部を完全に包囲しなければならず、さらにUV安定性及び耐湿性であり、かつ積層工程後に完全に気泡不含でなければならない。]
[0005] 透明な接着剤として、しばしば硬化性の注型用樹脂又は架橋可能なエチレンビニルアセテート(EVA)をベースとする系を使用し、この場合、これは例えば、DE 41 22 721 C1 又は DE 41 28 766 A1中で開示されている。]
[0006] 硬化性接着剤系に対する代替物は、ポリビニルアセテートをベースとする可塑剤含有フィルム、たとえば、複層ガラス製造から公知のポリビニルブタラール(PVB)をベースとする可塑剤含有フィルムの使用である。太陽電池ユニットは、1種又はそれ以上のPVBフィルムでカバーされ、かつこれを増加した圧力及び増加した温度下で、望ましいカバー材料と接合して積層物にする。]
[0007] PVBフィルムを用いてのソーラーモジュールの製造方法は、例えばDE 40 26 165 C2、DE 42 278 60 A1、DE 29 237 70 C2、DE 35 38 986 C2またはUS 4,321,418により公知である。複合安全ガラスとしてのソーラーモジュール中のPVBフィルムの使用は、例えばDE 20 302 045 U1、EP 1617487 A1及びDE 35 389 86 C2中に開示されている。]
[0008] ソーラーモジュールの感光性層上に生じた太陽光は、部分的に透過して、かつ電気的エネルギーへ変換のために消耗する。ソーラーモジュール効率を改善するために、これはしばしば反射性の背面を備えている。さらに、例えば鏡板層又は反射性顔料を、モジュール上の付加的な層として塗布する。この方法は消費的であり、それというのもソーラーモジュール中に付加的な層を導入しなければならないためである。さらに、導電性の鏡板層又は反射性顔料は、感光性層と接触させてはならず、それというのも回路ショートの危険性が生じるためである。]
[0009] 光起電性モジュールのための接着フィルムの増加しつつある重要な特徴は、その導電性であり、それというのも、感光性半導体層の導電性は湿潤性の環境条件下であってさえも、益々効率的であるためであり、かつこのため、フィルムの絶縁能力は、より厳しい要求を受ける。]
[0010] さらに、半導体層の装填量損失それどころか回路ショートは、苛酷な天候条件下で、たとえば熱帯のような温度、高い空気湿分量または強いUV照射下で、モジュールの全寿命期間に亘って回避しなければならない。光起電性モジュールは、そのモジュールの漏れ電流を減少させるよう、IEC61215による数多くの試験(蒸気熱試験、湿性漏れ電流試験)をおこなう。これを達成するために、接着層は可能な限り高い特異的な抵抗を示すものでなければならない。]
[0011] 課題
したがって本発明の課題は、性能向上のために、光起電性モジュールに構造的に単純な方法で反射性層を備えさせることである。]
[0012] すでに説明したように、多くの公知の光起電性モジュールは接着層を有している。驚くべきことに、この接着層に簡単な方法で、反射性の性質を備えさせることができることを見出した。]
[0013] 発明の説明
したがって、本発明の対象は、
a)透明なフロントカバー、
b)1種又はそれ以上の感光性半導体層、
c)少なくとも1種の接着フィルム及び
d)リアカバーを含み、その際、少なくとも1種の接着フィルムは反射性を備えている、光起電性モジュールである。]
[0014] 拡散反射性を備えた接着フィルムによって、光の一部分は、感光性の半導体層を透過し、再度この上で逆反射することで、モジュールの効果を増強させる。]
[0015] 本発明による光起電性モジュール性能改善のために重要であるのは、反射性接着フィルムの放射線反射率又は反射特性である。これは、実施例で挙げられているように、平坦化された(すなわち、プレス加工されたもの)フィルムについて、DIN EN 410により測定し、かつ、少なくとも15%又は25%、しかしながら少なくとも30%、好ましくは少なくとも50%及び特に少なくとも70%を示す。]
[0016] このような測定値は、UV/VIS−分光計「Lambda 950」(製造元Perkin-Elmer)上で実施することができる。DIN EN 410によれば、放射線反射率を300nm〜2500nmの波長範囲で測定した。]
[0017] ガラス/感光性半導体層/本発明による反射性接着層/ガラスの基本的構成を有する光起電性モジュールは、反射性接着フィルムを有しない同一構造の光起電性モジュール(すなわち、同一の組成であるが反射性を有しない接着フィルムを有するもの)に対して約0.5〜5%の性能増加を示す。]
[0018] 本発明によって使用された反射性接着フィルムを用いることにより、同一性能の光起電性モジュールは、その性能向上のためにより小さい表面積を示す。]
[0019] 好ましくは、接着フィルムは、反射性顔料又は反射性中間層を含有する。反射とは、本発明の範囲内において、感光性半導体層のための電気的エネルギーに変換可能な放射線で、一般には、UV領域、可視光線及び近IR領域の波長領域の放射線の反射であると理解される。]
[0020] 反射性顔料としては、特にいわゆる白色顔料であり、すなわち、1.8を上廻る屈折率を有する顔料が特に適している。これに関して、二酸化チタン、リトポン、硫酸バリウム、酸化亜鉛、硫化亜鉛及び炭酸鉛の群の1種又はそれ以上の白色顔料が挙げられる。代替的又は付加的に、反射性顔料として、同様にAl、Zn、CrまたはTiの群の1種又はそれ以上の金属を使用することができる。二酸化ケイ素は、本発明による使用に適していない。]
[0021] 本発明の範囲内において、これらの顔料をさらに支持体上に析出することができ、この場合、これは接着フィルム中に導入されるものである。同様に、金属性粒子又は金属で被覆された粒子を、反射性顔料として使用することができる。]
[0022] 中間相は、2個の接着フィルム間に導入し積層され、その結果、外側に望ましい接着作用が生じる。反射性中間層として、金属被覆されたポリマーフィルム、例えばAl、Zn、CrまたはTi等でスパッターされたPET−フィルムを使用することができる。この種のフィルムは、車内における太陽光入射を減少させるために、自動車製造から公知である。好ましくは、フィルムは入射光線を拡散的に反射する。]
[0023] 代替的に、少なくとも1個の顔料不含の部分層及び少なくとも1個の顔料含有の部分層から成る中間層を構成することができる。したがって、例えば外側に存在する部分層は、接着作用を有し、その一方で内側に存在する反射性顔料を含有する部分層は、放射線の反射のために設けられる。]
[0024] 多くの部分層を有するフィルムは、予め準備した部分層の組合せることによってか、あるいは、この部分層の同時押出によって、一の作業工程中で製造することができる。]
[0025] 反射性接着フィルム又は反射性被覆ポリマーフィルム中の反射性顔料の割合は、好ましくは0.1〜25質量%、特に1〜20質量%、殊に好ましくは1〜10質量%である。顔料不含部分層及び顔料含有部分層から成る接着フィルムから成る場合には、この値は全フィルムに対して示されるものであって、これにより、顔料含有部分層中で、層厚分布に応じてより高濃度で使用することができる。]
[0026] 中間層が、少なくとも1個の顔料不含部分層及び少なくとも1個の顔料含有部分層から成る場合には、これらの部分層はその都度異なるか又は同じ組成ないしはポリマー材料を含有することができる。]
[0027] 反射性接着層及び部分層のための材料として、複層ガラスに関して公知の材料、例えばPVC、Gniomer(ポリジメチルシロキサン/尿素−コポリマー)、シリコーン、ポリウレタン、エチレン/ビニルアセテート、エポキシド樹脂、Inomere(SentryGlass plus)、ポリオレフィン又は特に可塑剤含有ポリビニルアセタール又はポリビニルブチラールを使用することができる。]
[0028] 可塑剤含有ポリビニルアセタールを含有するフィルムは、好ましくは非架橋ポリビニルブチラール(PVB)を含み、この場合、これはポリビニルアルコールとブチルアルデヒドとのアセタール化により得られる。]
[0029] 架橋されたポリビニルアセタールの使用、特に架橋されたポリビニルブチラール(PVB)の使用も同様に可能である。適した架橋性ポリビニルアセタールは、たとえばEP 1527107 B1及びWO 2004/063231 A1(カルボキシル基含有ポリビニルアセタールの熱自己架橋物)、EP 1606325 A1(ポリアルデヒドで架橋されたポリビニルアセタール)及びWO 03/020776 A1(グリコキシル酸で架橋されたポリビニルアセタール)に記載されている。これら特許出願の開示は、その全体に関連して引用するものである。]
[0030] さらに、5〜10個の炭素原子を有する他の又は付加的なアルデヒド(例えば、バレルアルデヒド)を用いて、アセタール化を実施することが可能である。]
[0031] ポリビニルアルコールとして、本発明の範囲内において、さらに水素化されたビニルアセテート/エチレンコポリマーから成るターポリマーを使用することができる。これらの化合物は、一般に98%を上廻るまで水素化され、かつエチレンベースの単位を1〜10質量%含有する(例えば、「Exceval」(Kuraray Europe GmbH))。]
[0032] ポリビニルアセタールは、アセタール単位の他、さらにビニルアセテート及びビニルアルコールから生じる単位を含む。本発明によって使用されたポリビニルアセタールは、好ましくはポリビニルアルコールを、21質量%を下廻って、18質量%を下廻って、16質量%を下廻って、あるいは、特に14質量%を下廻る量で含む。12質量%のポリビニルアルコールの量を下廻るべきではない。]
[0033] ポリビニルアセテートの量は、好ましくは5質量%を下廻り、好ましくは3質量%を下廻り、かつ殊に2質量%を下廻る。ポリビニルアルコールの量及び残アセテート含量から、アセタール化度を計算により算出する。]
[0034] 本発明により使用されたフィルムは、23℃で85%のrFの大気湿分率で、好ましくは、少なくとも1E+11 ohm*cm、好ましくは少なくとも5E+11 ohm*cm、特に1E+12 ohm*cm、特に5E+12 ohm*cm、特に1E+13 ohm*cm、特に5E+13 ohm*cm、特に1E+14 ohm*cmの比抵抗を示す。]
[0035] 好ましくは、本発明により使用されたフィルムは、特に、可塑剤含有ポリビニルアセタールをベースとするものは、最大40質量%、35質量%、32質量%、30質量%、28質量%、26質量%、24質量%、22質量%、20質量%、18質量%、16質量%の可塑剤含量を示し、その際、15質量%の可塑剤含量は、フィルムの加工性の理由から、下廻るべきではない(それぞれ全フィルム配合物に対して)。本発明によるフィルム又は光起電性モジュールは、1種又はそれ以上の可塑剤を含有していてもよい。]
[0036] ポリビニルアセタールをベースとする本発明により使用されたフィルムのための基本的に適した可塑剤は、以下の群から選択された1種又はそれ以上の化合物である:
−多価の脂肪族又は芳香族の酸のエステル、例えばジアルキルアジペート、例えばジヘキシルアジペート、ジオクチルアジペート、ヘキシルシクロヘキシルアジペート、ヘプチル−及びノニルアジペートからの混合物、ジイソノニルアジペート、ヘプチルノニルアジペート並びにアジピン酸とシクロ脂肪族又はエーテル化合物を含有するエステルアルコールとのエステル、ジアルキルセバケート、例えばジブチルセバケート並びにセバシン酸とシクロ脂肪族又はエーテル化合物含有エステルアルコールとのエステル、フタル酸のエステル、例えば、ブチルベンジルフタレート又はビス−2−ブトキシエチルフタレート、
−多価脂肪族又は芳香族アルコール又はオリゴエーテルグリコールと、1種又はそれ以上の非分枝又は分枝の脂肪族又は芳香族置換基とのエステル又はエーテル、例えばジ−、トリ−、又はテトラグリコールと直鎖又は分枝の脂肪族又はシクロ脂肪族カルボン酸とのエステル、後者の群の例としてはジエチレングリコール−ビス−(2−エチルヘキサノエート)、トリエチレングリコール−ビス−(2−エチルヘキサノエート)、トリエチレングリコール−ビス−(2−エチルブタノエート)、テトラエチレングリコール−ビス−n−ヘプタノエート、トリエチレングリコール−ビス−n−ヘプタノエート、トリエチレングリコール−ビス−n−ヘキサノエート、テトラエチレン−グリコールジメチルエーテル及び/又はジプロピレングリコールベンゾエートを使用することができ、
−脂肪族又は芳香族エステルアルコールとのホスフェート、例えばトリス(2−エチルヘキシル)ホスフェート(TOF)、トリエチルホスフェート、ジフェニル−2−エチルヘキシルホスフェート及び/又はトリクレジルホスフェート、
−クエン酸、コハク酸及び/又はフマル酸のエステル、である。]
[0037] ポリビニルアセタールをベースとする本発明によって使用されたフィルムのための可塑剤として良好に適しているのは、以下の群、ジ−2−エチルヘキシルセバケート(DOS)、ジ−2−エチルヘキシルアジペート(DOA)、ジヘキシルアジペート(DHA)、ジブチルセバケート(DBS)、トリエチレングリコール−ビス−n−ヘプタノエート(3G7)、テトラエチレングリコール−ビス−n−ヘプタノエート(4G7)、トリエチレングリコール−ビス−2−エチルヘキサノエート(3GO又は3G8)、テトラエチレングリコール−ビス−n−2−エチルヘキサノエート(4GO又は4G8)、ジ−2−ブトキシエチルアジペート(DBEA)、ジ−2−ブトキシエトキシエチルアジペート(DBEEA)、ジ−2−ブトキシエチルセバケート(DBES)、ジ−2−エチルヘキシルフタレート(DOP)、ジ−イソノニルフタレート(DINF)、トリエチレングリコール−ビス−イソノナノエート、トリエチレングリコール−ビス−2−プロピルヘキサノエート、トリス(2−エチルヘキシル)ホスフェート(TOF)、1,2−シクロヘキサンジカルボン酸ジイソノニルエステル(DINCH)及びジプロピレングリコールベンゾエートである。]
[0038] ポリビニルアセタールをベースとする本発明により使用されたフィルムのための可塑剤として特に適しているのは、式100×O/(C+H)によって表されるその孔度が9.4又はそれ未満であり、その際、O、C及びHがそれぞれの分子中での酸素−、炭素−及び水素原子の数を示す可塑剤である。以下の表は、本発明によって使用可能な可塑剤及びその式100×O/(C+H)による孔度の値を示す。]
[0039] ]
[0040] ポリビニルアセタールフィルムのガラスに対する粘着性は、通常は粘度調整剤、例えばWO 03/033583 A1で開示された有機酸のアルカリ金属塩及び/又はアルカル土類金属塩の添加によって調整される。特に適しているのは、酢酸カリウム及び/又は酢酸マグネシウムである。さらに、ポリビニルアセタールは、製造プロセスから、しばしば無機酸のアルカリ金属塩及び/又はアルカリ土類金属塩、例えば塩化ナトリウムを含む。]
[0041] 塩は同様に比抵抗の影響を有するものであることから、50ppm未満、好ましくは30ppm未満及び特に20ppm未満の金属イオンを有する可塑剤含有のポリビニルアセタールベースのフィルムを使用することが適切である。これは、ポリビニルアセタールの相当する洗浄方法及び特に良好に作用する粘着防止剤、例えば当業者に公知の有機酸(例えば酢酸)のマグネシウム塩、カルシウム塩及び/又は亜鉛塩の使用によって達成することができる。]
[0042] さらに可能である場合には、フィルムの含水量は、イオン移動度及びそれに伴う比抵抗に依存して、熱分解法シリカの添加によって影響受けうる。好ましくは、可塑剤含有ポリビニルアセタールベースのフィルムは、0.001〜15質量%、好ましくは2〜5質量%の熱分解法シリカ(SiO2)を含有する。]
[0043] ポリビニルアセタールベースのフィルムの基本的な製造及び組成は、例えばEP 185 863 B1、EP 1 118 258 B1、WO 02/102591 A1、EP 1 118 258 B1又はEP 387 148 B1中に記載されている。]
[0044] 光起電性モジュールの積層は、フィルムの溶融下で実施され、これによりフィルムを有する感光性半導体層が、ふくれ及びたてすじなく得られる。]
[0045] 接着フィルムの全層厚は、通常0.38、0.51、0.76、1.14、1.52又は2.28mmである。]
[0046] 本発明により使用されたフィルムは、積層工程中で、感光性半導体層又はその電気的連結部に存在する空隙を充填する。]
[0047] 透明なフロントカバーは、一般にガラス又はPMMAから成る。本発明による光起電性モジュールのリアカバーは、ガラス、プラスチック又は金属又はその複合材料から成り、その際、少なくとも1個の支持体は透明であってもよい。同様に、1個又は双方のカバーが複層ガラス(すなわち、少なくとも2個のガラス板及び少なくとも1個のPVB−フィルムから成る積層物)又はガス中間層を有する絶縁ガラスとして加工することもできる。当然のことながら、これらの手段の組合せも可能である。]
[0048] モジュール中で使用された感光性半導体層は、特別な性質を有するものではない。単晶系、多晶系又は非晶系を使用することができる。]
[0049] 本発明による薄層−ソーラーモジュールを製造する場合には、感光性半導体層を、一般に、直接透明なフロントカバー上に塗布し、かつリアカバーと少なくとも1種の本発明による接着フィルムによって接着する。]
[0050] 結晶性の又は支持されたソーラーモジュールを製造する場合には、ソーラーモジュールを接着フィルムで包囲しなければならず、すなわち、少なくとも1種の非反射性接着フィルムにより、感光性半導体層b)を、透明なフロントカバーa)及びリアカバーd)と、少なくとも1種の本発明による接着フィルムにより接着する。このフィルムは、好ましくは、反射性顔料を除いて、反射性接着フィルムと同一の組成を有する。]
[0051] このようにして得られた層構造物を積層するために、当業者に知られた方法を、前複合体の先行する製造を含むか又は含むことなく使用することができる。]
[0052] いわゆるオートクレーブ法を、約10〜15バールの高められた圧力及び130〜145℃の温度で、約2時間に亘って実施する。減圧バック法又は減圧リング法は、たとえばEP 1 235 683 B1によれば、約200mバール及び130〜145℃で運転する。]
[0053] 好ましくは、本発明による光起電性モジュールを製造するために、減圧積層装置を使用する。これは、加熱可能かつ減圧可能なチャンバーから成り、その中で、複層ガラスを、30〜60分内で積層することができる。実際には、0.01〜300mバールの減圧及び100〜200℃の温度、特に130〜160℃の温度を維持する。]
[0054] 代替的に、上記に示された一緒に配置された層構造物は、少なくとも1個のローラー対間において、60〜150℃の温度で、本発明によるモジュールにプレスすることができる。この種類の装置は、複層ガラスを製造するために知られており、かつ通常、2個のプレス機を備えた装置の場合には、第1のプレス機の前方又は後方で少なくとも1個の熱トンネルを備えている。]
[0055] 本発明による光起電性モジュールは、ファサード部材、ルーフ表面、温室用カバーリング、防音壁、バルコニー又は手すり壁材として、あるいは、窓コンパートメントの構成部材として使用することができる。]
[0056] 測定方法:
フィルムの比体積抵抗は、DINIEC60093にしたがって、特定の温度及び大気湿分率(23℃及び85%相対湿分率)で、このフィルムをこの条件で少なくとも24時間調整した後に実施する。測定を実施するために、プレート型電極Typ 302 132(FetronicGmbH社)ならびに抵抗測定装置ISO-Digi 5kV(Amprobe社)を使用する。試験電圧は2.5kVであり、測定値を得るまでの試験電圧適用後の待ち時間は60秒である。それに関して、測定電極及びフィルムの平坦なプレート間の十分な接触を保証し、DIN EN ISO 4287による測定の際のその表面粗さは10μm以下でなければならず、すなわち、場合によっては、抵抗測定前のPVB−フィルムの本来の表面は、熱変性によって平坦化しなければならない。]
[0057] ASTMD 1396−92によってポリビニルアルコール含量及びポリビニルアセタールのポリビニルアルコールアセテート含量を測定する。フィルムの水又は湿分含量は、カール−フィッシャー法により測定する。]
[0058] 反射特性を測定するために、場合によっては接着フィルムの本来の粗い表面を、先ず、2層間のPETフィルムの加熱により平坦にする。この予備処理工程は、通常、すでに平坦な接着フィルムの場合には省略することができるか、あるいは、PET以外の層の表面を平坦にするために、これがこの接着フィルムとのあまりにも強く接着し、かつ剥がすことが困難でありうる場合には、合理的であってもよい。PETフィルムの除去後に、接着フィルムのこの層は380〜780nmの波長の光線の反射について、8゜の角度下でDIN EN410により分光計(Hitachi U-3410)で測定した。]
[0059] 実施例に関しては、接着フィルムの平滑面又は平滑化された面の放射線反射率を、300〜2500nmの波長の範囲でUV/VIS−分光計「Lambda 950」(製造元Perkin-Elmer)で測定した。平坦な試料についての測定を実施すべきであるため、接着フィルムを、透明な支持体、たとえばガラス板上に固定することができる。]
[0060] 実施例:
反射性顔料を含む可塑剤含有ポリビニルブチラールフィルムを、光起電性モジュール中での接着フィルムとしてのその適性について試験した。]
[0061] 約1質量%のTiO2を含むタイプ「Trosifol Colour W17」(層厚0.38mm)の商業的にKuraray Europe GmbHから入手可能なフィルムは、前記に示すように光反射率68.7%を示す。このフィルムを用いて製造された光起電性モジュールは、ガラス/感光性半導体層/「Trosifol Colour W17」/ガラスの構成を有するものであって、顔料を含まない市販のPVBフィルムを含む類似のモジュールと比較して、0.75%の高められた性能を示す。]
[0062] 可塑剤含有ポリビニルスチラールをベースとする単層又は多層構造のフィルムは、以下の表に示すような組成で、均一に又は部分的に二酸化チタンで着色された。3層フィルムは、フィードブロック−配分装置(Feedblock-Verteilers)の使用下での同時押出によって得られた。3層フィルムの場合には、内側の層のみ反射性顔料として二酸化チタンが添加されており、その一方で外側の層は、ほぼPVB及び可塑剤からのみ成り、かつ透明であった。双方の場合において、単層又は多層から成る接着フィルムは、白色顔料又は金属性反射性顔料を、最初に可塑剤中に懸濁し、かつその後にPVB樹脂と一緒になってフィルム又はフィルム層に押出すか、あるいは、しかしながら固体として直接的に押出機の導入領域に計量供給した。実施例に関して、顔料を運転中の押出機中に計量供給した。]
[0063] このフィルムを用いて製造された光起電性モジュールは、ガラス/感光性半導体層/反射性フィルム/ガラスの構成を有するものであって、顔料バッチ不含の同一の組成のフィルムを備えた同構成のモジュールに対して0.7〜1.5%の高められた性能を示す。]
[0064] フィルムは、示された質量%でのポリビニルアルコール含量(PVOH)及び約1質量%のポリビニルアセテート含量を有する、可塑剤含有ポリビニルブチラール(PVB)から成る。]
[0065] ]
[0066] ]
[0067] ]
权利要求:

請求項1
a)透明なフロントカバー、b)1種又はそれ以上の感光性半導体層、c)少なくとも1種の接着フィルム及びd)リアカバーから成る積層物を含む、光起電性モジュールであって、少なくとも1種の接着フィルムが反射性を備えている、光起電性モジュール。
請求項2
反射性接着フィルムが、DINEN410による少なくとも15%の反射率を有する、請求項1に記載の光起電性モジュール。
請求項3
反射性接着フィルムが、反射性顔料を含有する、請求項1又2に記載の光起電性モジュール。
請求項4
反射性接着フィルムが、反射性中間層を含有する、請求項1から3までのいずれか1項に記載の光起電性モジュール。
請求項5
反射性中間層が、金属被覆されたポリマーフィルムから成る、請求項4に記載の光起電性モジュール。
請求項6
反射性接着フィルムが、少なくとも1種の顔料不含の部分層及び少なくとも1種の顔料含有の部分層から成る、請求項1から4までのいずれか1項に記載の光起電性モジュール。
請求項7
反射性接着フィルムが、可塑剤含有ポリビニルアセタールを含有する、請求項1から6までのいずれか1項に記載の光起電性モジュール。
請求項8
反射性接着フィルムが、少なくとも1種の顔不含の部分層及び少なくとも1種の顔料含有の部分層から成り、かつこれらの部分層が同一のポリマー材料を含有する、請求項1から7までのいずれか1項に記載の光起電性モジュール。
請求項9
ポリマー材料として、可塑剤含有ポリビニルアセタール又は可塑剤含有ポリビニルブチラールを使用する、請求項8に記載の光起電性モジュール。
請求項10
反射性顔料として、二酸化チタン、リトポン、硫酸バリウム、酸化亜鉛、硫化亜鉛及び炭酸鉛の群の1種又はそれ以上の白色顔料及び/又はAl、Zn、Cr又はTiの群の1種又はそれ以上の金属を使用する、請求項1から9までのいずれか1項に記載の光起電性モジュール。
請求項11
感光性半導体層b)が、少なくとも1種の非反射性接着フィルムにより、透明なフロントカバーa)と接着されている、請求項1から10までのいずれか1項に記載の光起電性モジュール。
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